普通栽培とは？（フツウサイバイ）

●普通栽培（フツウサイバイ）

普通栽培とは、
野菜や果樹、草花などの作型のひとつで、
自然の状態、または、
自然に近い状態で栽培する方法を言います。

例えば、
ハウスで温度調節しながら栽培する方法は
普通栽培とは区別されます。

ただし、
雨除けの目的だけでハウス栽培している場合は
普通栽培に含まれます。

また、
普通栽培には、
育苗期を含めないことになっているので、
ハウスで温度管理されて生長した苗を、
自然環境下で植え付け栽培した場合も
普通栽培となります。

気温によって野菜の生育に大きく影響する野菜には、
エダマメ、オクラ、キュウリ、トマト、などなど、
果菜類のほとんどが該当します。

我が家でももちろん
普通栽培が１００％ですが、
農家の方でもなければ、
ほとんどの方が、
普通栽培になるのかなと思います。

なお、
普通栽培以外には、
早熟栽培、半促成栽培、促成栽培、抑制栽培、
があります。

早熟栽培、半促成栽培、促成栽培では、
普通栽培より早く収穫を始めることができます。

抑制栽培では、
普通栽培より遅く収穫を始めることができます。

普通栽培の収穫時期からずらすことによって、
野菜の価値を高めることができるんですね。

ところで、
温度の影響を受けにくい野菜もたくさんあります。

例えば、
ダイコン、ニンジン、キャベツ、ホウレンソウ、
ネギ、サヤエンドウ、ソラマメ、などなど。

これらの野菜は、
比較的広範囲の温度変化に対応できるため、
四季を通じて栽培できることがあります。

ただし、
品種によっては、
早い時期にとう立ちしてしまったりするので、
品種選びが重要となってきます。

【スポンサーリンク】