- イチゴ(苺)
- 2009-07-16
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イチゴのランナー株での殖やし方、7月中がベスト
●イチゴのランナー株の植え替え
(真っ赤な実がなったイチゴ:5月撮影)
5月に収穫最盛期を迎えたイチゴ、
今は親株からのランナーがかなり伸びてきました。
(イチゴの親株から伸びるランナー)
ランナーの先には子株、
さらにその子株の先にまた子株、
どんどん伸びてきました。
(イチゴのランナーの先には子株が)
(イチゴの子株)
■イチゴは連作を嫌う
イチゴは連作を嫌います。
毎年違う場所に植え付けましょう。
同じ場所に植えっぱなしにしておくと、
葉っぱばかりが茂ってしまい、
その分、実が小さくなってり収穫も減ります。
(イチゴの連作障害)
できれば、同じ場所に植えるのは
2年くらいやめた方が良いという話も聞きます。
ということで、
来年の収穫のために今から準備をしておきます。
■病気になりにくいイチゴのランナー株
イチゴは収穫が終わった頃から、
どんどんランナーが伸びていきます。
イチゴはランナーの伸びた先の子株で殖やします。
株自体が若くて元気ということもありますが、
親株に病気が発生していても
子株にまで伝染していないことが多く、
健全な苗を育てることができます。
■孫株(次郎株)と曾孫株(三郎株)だけを使う
ランナーの子株の呼び名はいろいろあるようですが、
親株から数えると例えばこんな感じ:
親株
↓
子株(太郎株)
↓
孫株(次郎株)
↓
曾孫株(三郎株)
↓
玄孫株(四郎株)
今は7月なので、4世代くらい
玄孫株(四郎株)くらいまで伸びているかもしれません。
ランナー株の植え替えは、
すべての子株を使うのではなく、
孫株(次郎株)と曾孫株(三郎株)だけを使います。
子株(太郎株)は大きくなりすぎていますし、
玄孫株(四郎株)はまだ小さいので。
この孫株(次郎株)と曾孫株(三郎株)を
ポットに仮移植しましょう。
※あくまでも仮移植です。
本移植は10月~11月頃に。。
■イチゴのランナー株の植え替え
ちょうど7月、本葉3枚~4枚の頃が
ランナー株の植え替えの季節です。
まず孫株(次郎株)、
軽く引っ張ってみて根っこが張っているか確認します。
根っこが張っていれば、
子株(太郎株)から2cm~3cmくらいのところで
ランナーを切り離します。
ランナーの反対側は付け根で切り落とします。
次に曾孫株(三郎株)、
これも根っこが張っていることを確認して
同じようにランナーを切り離します。
(イチゴのランナーの切り方)
もし根っこが張っていなければ
切り離さずにそのまま孫株(次郎株)ごと
ポットに植え付けてしまいます。
曾孫株(三郎株)と玄孫株(四郎株)の間の
ランナーは切り離してしまいます。
ポットに入れる用土は
赤玉土小粒か鹿沼土小粒が良いと思います。
用土は予め十分に水に湿らせておきます。
あとは植え付けるだけ、
根に付いた土はできるだけ落とさないようにして
クラウンが土に埋まらないよう浅めに植え付けます。
(イチゴのランナー株の植付け完了)
※株が安定しないようなら、
ランナーの部分を針金や小石などで
押さえてあげると良いです。
■曾孫株(三郎株)に根っこが張ってなかったら
曾孫株(三郎株)に根っこが張っていなくて
孫株(次郎株)にくっついたまま植え付けたときは
曾孫株(三郎株)の株先部分を
用土を入れたポットに置いてあげると発根しやすくなります。
(イチゴの曾孫株:まだ根が出ていない)
根づいてきたらランナーを切り離します。
■本移植は10月~11月頃
これで仮移植は完了、
10月~11月頃になったら本移植します。
本移植はまた後で載せますが、
ポイントはランナーの向きを統一すること。
あとでランナーの向きが分かるように、
今の時点でポットに目印を付けておくと良いですね。
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(真っ赤な実がなったイチゴ:5月撮影)

5月に収穫最盛期を迎えたイチゴ、
今は親株からのランナーがかなり伸びてきました。
(イチゴの親株から伸びるランナー)

ランナーの先には子株、
さらにその子株の先にまた子株、
どんどん伸びてきました。
(イチゴのランナーの先には子株が)

(イチゴの子株)

■イチゴは連作を嫌う
イチゴは連作を嫌います。
毎年違う場所に植え付けましょう。
同じ場所に植えっぱなしにしておくと、
葉っぱばかりが茂ってしまい、
その分、実が小さくなってり収穫も減ります。
(イチゴの連作障害)
できれば、同じ場所に植えるのは
2年くらいやめた方が良いという話も聞きます。
ということで、
来年の収穫のために今から準備をしておきます。
■病気になりにくいイチゴのランナー株
イチゴは収穫が終わった頃から、
どんどんランナーが伸びていきます。
イチゴはランナーの伸びた先の子株で殖やします。
株自体が若くて元気ということもありますが、
親株に病気が発生していても
子株にまで伝染していないことが多く、
健全な苗を育てることができます。
■孫株(次郎株)と曾孫株(三郎株)だけを使う
ランナーの子株の呼び名はいろいろあるようですが、
親株から数えると例えばこんな感じ:
親株
↓
子株(太郎株)
↓
孫株(次郎株)
↓
曾孫株(三郎株)
↓
玄孫株(四郎株)
今は7月なので、4世代くらい
玄孫株(四郎株)くらいまで伸びているかもしれません。
ランナー株の植え替えは、
すべての子株を使うのではなく、
孫株(次郎株)と曾孫株(三郎株)だけを使います。
子株(太郎株)は大きくなりすぎていますし、
玄孫株(四郎株)はまだ小さいので。
この孫株(次郎株)と曾孫株(三郎株)を
ポットに仮移植しましょう。
※あくまでも仮移植です。
本移植は10月~11月頃に。。
■イチゴのランナー株の植え替え
ちょうど7月、本葉3枚~4枚の頃が
ランナー株の植え替えの季節です。
まず孫株(次郎株)、
軽く引っ張ってみて根っこが張っているか確認します。
根っこが張っていれば、
子株(太郎株)から2cm~3cmくらいのところで
ランナーを切り離します。
ランナーの反対側は付け根で切り落とします。
次に曾孫株(三郎株)、
これも根っこが張っていることを確認して
同じようにランナーを切り離します。
(イチゴのランナーの切り方)

もし根っこが張っていなければ
切り離さずにそのまま孫株(次郎株)ごと
ポットに植え付けてしまいます。
曾孫株(三郎株)と玄孫株(四郎株)の間の
ランナーは切り離してしまいます。
ポットに入れる用土は
赤玉土小粒か鹿沼土小粒が良いと思います。
用土は予め十分に水に湿らせておきます。
あとは植え付けるだけ、
根に付いた土はできるだけ落とさないようにして
クラウンが土に埋まらないよう浅めに植え付けます。
(イチゴのランナー株の植付け完了)



※株が安定しないようなら、
ランナーの部分を針金や小石などで
押さえてあげると良いです。
■曾孫株(三郎株)に根っこが張ってなかったら
曾孫株(三郎株)に根っこが張っていなくて
孫株(次郎株)にくっついたまま植え付けたときは
曾孫株(三郎株)の株先部分を
用土を入れたポットに置いてあげると発根しやすくなります。
(イチゴの曾孫株:まだ根が出ていない)

根づいてきたらランナーを切り離します。
■本移植は10月~11月頃
これで仮移植は完了、
10月~11月頃になったら本移植します。
本移植はまた後で載せますが、
ポイントはランナーの向きを統一すること。
あとでランナーの向きが分かるように、
今の時点でポットに目印を付けておくと良いですね。
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