アジサイ季節外れの開花！

●８月のアジサイ

アジサイの木。

（アジサイの木：青色）



このアジサイは、
青色の花が咲くアジサイ。

開花期はとっくに終わり、
今は花がらが茶色く残っているのみです。

本当は、
開花後にせん定しなければいけなかったのですが、
畑仕事に追われてできなかったので、
見栄えが悪くなってしまいました。

アジサイのせん定適期は開花後すぐ。

せいぜい７月末くらいまでなので、
もう１ヶ月も過ぎてしまっています。

今からせん定してしまうと、
来年の花芽を落としてしまうことになりますね。

せん定は諦めるしかなさそうです。

ところで我が家の庭には、
青色のアジサイのほかに、
桃色と白色のアジサイもあります。

白色のアジサイは、
青色のアジサイと同じ状態。

でも、
桃色のアジサイはと言うと・・・。

（アジサイの木：桃色）



なっなんと！
花が咲いてしまいました！

咲いたのは１つだけですが、
８月末だと言うのにビックリです。

狂い咲きでしょうか？

アジサイの狂い咲きを調べてみると、
けっこうたくさんありました。

そんなに珍しくはないのですね。

普通の狂い咲き？ですね。

そう言えば我が家でも、
数年前に秋頃にアジサイが咲いたような記憶があります。

ところで、
我が家の桃色のアジサイ。

実は、
昨年の１２月に、
思いっきりせん定したのでした。

アジサイの裏側にある生垣をきれいにするために、
桃色のアジサイも思い切ってせん定したのでした。

なので今年の５月～６月には桃色のアジサイは咲かず、
今になってちょっとだけ咲いたということでしょうね。

残念ながらもう他のつぼみはないので、
アジサイの花は１つだけのようです。

でもしばらくは目の保養になりそう？です。

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アジサイの葉化病

●アジサイの開花と葉化病

今年もアジサイの花が満開です。

咲き始めた順にアジサイの写真を紹介します。

（ガクアジサイ：墨田の花火）


（アジサイ：白色）


（アジサイ：青色）


（アジサイ：桃色）


綺麗ですねぇ。

特に青色の濃いアジサイは、
コントラストがはっきりしていてとても素敵です。

ところで、某国営放送で、
アジサイの病気の話をしていました。

病気の名前は葉化病（ようかびょう）、
アジサイの奇病だそうです。

葉化病にかかると、
　・花が緑色になる（光沢のある濃い緑色）
　・花弁が不揃いになる
　　（通常４枚が５枚以上だったり）
　・やがて衰弱して枯れる

葉化病の原因は植物に寄生する微生物（病原体）。

微生物の名前はファイトプラズマといいます。

葉化病は葉っぱが触れ合っただけで感染し、
とても感染力が強く、発病後３年～４年で
全滅してしまうそうです。

病気を治す方法は今のところ存在しないので、
感染を止めるには焼却するしかありません。

もちろんさし木もＮＧです。

さらに問題なのは、葉化病はまだ
園芸店でもあまり知られていない奇病だということ。

なので、市場に出回って感染拡大することも多いとか。

花が緑色になるのは、
ガク、花びら、雄しべ、雌しべ。

葉化病にかかると花は咲き始めから緑色になるので、
例えば、ガクアジサイの花後に、
ガクの色が薄い緑色になるのは正常です。

また、ガクの部分が厚みを増すそうです。

※花色がもともと緑色の品種もあります。

アジサイの緑色の花が咲いた場合は要注意！
突然変異したと思って大事に育てるのは厳禁です。

葉化病にかかった場合にはすぐに抜き取って焼却しましょう。

幸い、我が家のアジサイたちは大丈夫のようです。

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アジサイ墨田の花火の一輪鉢

●アジサイ、さし木苗の開花

去年さし木したアジサイ苗が開花しました。

（アジサイ：墨田の花火、一輪鉢）


（アジサイ：墨田の花火、一輪鉢、上から）


（アジサイ：墨田の花火の花）


さし木したアジサイは墨田の花火、
去年の７月初めにさし木したものです。

※アジサイのさし木についてはこちら：
　→アジサイの殖やし方：さし木

一輪だけの花でちょっとさみしいですが、
なかなか風流に見えます。

さし木した墨田の花火は２鉢あります

もう一鉢はこんな感じ↓です。

（アジサイ：墨田の花火、一輪鉢：もう一鉢）



こちらは、枝が分岐して２本に分かれ、
その両方に花芽ができています。

開花までにはまだ時間がかかりそうです。

ところで、さし木をした親株の墨田のアジサイは、
こちらも元気に花芽がついていますが、
開花はまだ先になりそうです。

（アジサイ：墨田の花火、親株）



墨田の花火以外のアジサイも、
まだ開花していません。

若いさし木苗の方が開花したのは、
たぶん環境が悪いからだと思います。

環境が悪いと言うのは鉢の大きさ。

去年の７月にさし木をしてから、
そこそこ成長したのにも関わらず
ずっと小さなポット鉢に植わっていたので、
窮屈になって開花が早まったような気がします。

※アジサイの植え替えや植え付けの適期は11月～12月、
　去年は植え替えをしてあげられませんでした。

植物というのは、アジサイに限らず、
鉢が窮屈だと花が咲きやすくなります。

だからと言って、わざと窮屈にするのは
オススメではありませんが・・・。

今小さなポットに植わっている墨田の花火は、
今年は大きな鉢に植え替えてあげるつもりです。

その前に、花後の切り戻しですね。

※アジサイの切り戻しについてはこちら：
　→アジサイ大株の切り戻し作業

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