野菜の連作障害と連作間隔（２）

●野菜別の連作間隔一覧（２）

野菜の連作障害を避けるための連作間隔一覧、
第２回は「タ行」～「ワ行」の主要野菜32種類です。

＊連作間隔欄の「―」印は連作可能を意味します。

野菜	(科)	連作間隔
ターサイ	(アブラナ科)	1年
ダイコン	(アブラナ科)	―
タカナ	(アブラナ科)	1年
タマネギ	(ユリ科)	―
チンゲンサイ	(アブラナ科)	1年
トウガラシ	(ナス科)	4年～5年
トウモロコシ	(イネ科)	―
トマト	(ナス科)	4年～5年
ナガイモ	(ヤマノイモ科)	3年～4年
ナス	(ナス科)	6年～7年
ニラ	(ユリ科)	2年～3年
ニンジン	(セリ科)	―
ニンニク	(ユリ科)	―
ネギ	(ユリ科)	―
ハクサイ	(アブラナ科)	2年～3年
パセリ	(セリ科)	2年
ピーマン	(ナス科)	4年～5年
ビタミンナ	(アブラナ科)	1年
フキ	(キク科)	―
フダンソウ	(アカザ科)	1年
ブロッコリー	(アブラナ科)	1～2年
ベンリナ	(アブラナ科)	1年
ホウレンソウ	(アカザ科)	1年
ミズナ	(アブラナ科)	1年
ミツバ	(セリ科)	2年～3年
ミョウガ	(ショウガ科)	―
メロン	(ウリ科)	4年～5年
ヤーコン	(キク科)	2年～3年
ヤマノイモ（ヤマイモ／ジネンジョ）	(ヤマノイモ科)	―
ラッカセイ	(マメ科)	2年～3年
レタス	(キク科)	2年～3年
ワケギ（コネギ）	(ユリ科)	―

※上記の情報は複数の文献から調べましたが、
　連作障害と連作間隔にはいろいろな説があり、
　これが絶対とは言えません。

※また、たい肥などを加えて土壌改良したり、
　土を入れ替えたり、天地変えしたりすると、
　連作障害を気にせずに野菜を育てられます。

※その他に、接ぎ木苗を使ったり、
　相性の良いコンパニオンプランツを植えたりすると
　連作障害を避けることができます。

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野菜の連作障害と連作間隔（１）

●野菜別の連作間隔一覧（１）

野菜の連作障害を避けるための
連作間隔をまとめてみました。

野菜名の五十音順に並べてあります。

第１回は「ア行」～「サ行」の主要野菜28種類です。

＊連作間隔欄の「―」印は連作可能を意味します。

野菜	(科)	連作間隔
アスパラガス	(ユリ科)	―
イチゴ	(バラ科)	2年～3年
インゲンマメ	(マメ科)	2年～3年
エンドウマメ	(マメ科)	6年～7年
オクラ	(アオイ科)	1年
カブ	(アブラナ科)	1年
カブ：コカブ	(アブラナ科)	1年
カボチャ	(ウリ科)	―
カリフラワー（ハナヤサイ）	(アブラナ科)	2年～3年
キャベツ	(アブラナ科)	2年～3年
キュウリ	(ウリ科)	2年～3年
クワイ	(オモダカ科)	3年～4年
コールラビー	(アブラナ科)	1年
ゴボウ	(キク科)	6年～7年
コマツナ	(アブラナ科)	1年
コマツナ	(アブラナ科)	―
サツマイモ	(ヒルガオ科)	―
サトイモ	(サトイモ科)	4年～5年
サラダナ	(キク科)	2年～3年
シシトウ	(ナス科)	4年～5年
シソ	(シソ科)	―
ジャガイモ	(ナス科)	2年
ショウガ	(ショウガ科)	2年
シロウリ	(ウリ科)	3年～4年
シロナ	(アブラナ科)	1年
スイカ	(ウリ科)	6年～7年
セロリ	(セリ科)	2年～3年
ソラマメ	(マメ科)	3年～4年

※上記の情報は複数の文献から調べましたが、
　連作障害と連作間隔にはいろいろな説があり、
　これが絶対とは言えません。

※また、たい肥などを加えて土壌改良したり、
　土を入れ替えたり、天地変えしたりすると、
　連作障害を気にせずに野菜を育てられます。

※その他に、接ぎ木苗を使ったり、
　相性の良いコンパニオンプランツを植えたりすると
　連作障害を避けることができます。

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野菜の連作障害（２）：野菜の連作と輪作

●連作障害を抑える連作、輪作の相性

野菜の連作障害の第２回、
今回は、どうしても連作したいときの方法、
そして輪作の相性。

■どうしても連作したいとき

野菜を育てる場所が少なく
どうしても連作しなければならないときは、
土壌を改良してから植え付けましょう。

たい肥や腐葉土などの有機質を土に混ぜ込んだり、
土壌改良効果のあるトウモロコシの茎葉をすき込むと、
病害虫の発生を抑える効果があります。

あと、少し大がかりな方法なのですが、
土を丸ごと入れ替えてしまう方法や、
深く掘り返して天地変えする方法もあります。

天地変えすると太陽熱での殺菌も期待できます。

薬剤で土壌を消毒する方法もありますが、
有用微生物もいなくなってしまうので
あまりオススメできません。

その他、
　・接ぎ木苗を使う方法。
　・水耕栽培にする方法。
　　※イネなどはその代表。
　・コンパニオンプランツを近くに植える方法。
　　※マリーゴールドやネギなど。
などで連作障害を減らすことができます。

■輪作するときの野菜の相性

連作障害を避けるために輪作をしますが、
輪作をした結果、逆に生育が悪くなる時があります。

例えば、肥料をたくさんあげて育てていた野菜、
この跡地にサツマイモを植えると
葉ばかりが茂ってイモが太らなくなります。

他にも、前作野菜と後作野菜の相性の悪い野菜は：

　・ナスの跡地
　　→シシトウ、ジャガイモ、トマト、ピーマンは×。

　・エダマメ、キュウリの跡地
　　→ニンジンは×。

　・キャベツ、ホウレンソウの跡地
　　→ジャガイモは×。

　・セロリ、ハクサイの跡地
　　→サツマイモ、スイカ、ダイコン、メロンは×。

　・エンドウマメの跡地
　　→ホウレンソウは×。

　・ジャガイモの跡地
　　→エンドウマメ、ショウガは×。

　・オクラ、ナスの跡地
　　→ゴボウは×。

　・サツマイモの跡地
　　→カブは×。

　・ダイコンの跡地
　　→ピーマンは×。

　などなど。

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