クレマチスにカイガラムシ大発生

●クレマチスに細かいカイガラムシ

クレマチスの鉢植え。

（クレマチス：鉢植え）


クレマチスの鉢植えは何鉢もあるのですが、
この鉢植えはモンタナベラという品種。

中くらいの大きさの淡い桃色の花が、
茎葉が見えなくなるほどたくさん咲きます。

モンタナベラの一番のお気に入りはその香り。

甘い香りが辺り一面に漂い始めると春真っ盛りです。

※モンタナベラについてはこちら：
　→クレマチス　モンタナベラ

今の季節は休眠中のクレマチス、
葉っぱもすっかりなくなっているので、
茶色く枯れた茎だけになっています。

でも春になると芽吹いてくるんですね。

そのクレマチスに異常発見。

それは細かな白い点々。

（クレマチスにカイガラムシ発生）



これはカイガラムシ。

特に節のある辺りに集中して発生しているようです。

よく見るような５ｍｍくらいの大きさではなく、
１～２ｍｍくらいの小さいやつらです。

細かいのでこれまで気づきませんでしたが、
結構たくさん発生しています。

カイガラムシは樹液を吸い取ってしまう害虫。

さっそく歯ブラシを使って駆除しました。

（取り除いたカイガラムシ）



でも、皮が少し剥げかかっているところの内側にもいるようなので、
完全に駆除するのは難しいですね。

ちょっとショック。

思えばクレマチスって、
いろいろな害虫が発生するんですよね。

アオバハゴロモ、エダシャク、ネコブセンチュウ、
ヨトウムシ、アオムシ類、ケムシ類、甲虫類、
そして今回のカイガラムシ。

災難続きですねぇ。

一昨年には一鉢枯死してしまったモンタナベラ、
今年もたくさん花を咲かせて欲しいものです。

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クレマチス枯死

●クレマチス、モンタナベラ枯死

クレマチスの鉢植え、
無残な姿になってしまいました。

（クレマチス、モンタナベラの鉢植え）


葉や茎のほとんどすべてが枯れ、
残念ながら復活を期待するのは無理そうです。

（クレマチス、モンタナベラの枯れた葉）



（クレマチス、モンタナベラの株元）


枯れてしまったのはモンタナベラという品種で、
甘い芳香がとてもすばらしい、
クレマチスの中では一番のお気に入りでした。

もともと８～９年前に２鉢購入したのですが、
お気に入りだったということで、
さし芽で何株も殖やしていたのですが、
枯れてしまったのは親株の１つです。

一番多く花が咲く鉢だったのでとても残念です。

この鉢植えは去年植え替えして、
今年の春もたくさんの花を咲かせてくれたのですが、
花後に少しずつ葉色が悪くなり始め、
とうとうこんな状態になってしまいました。

隣に置いてあるもう一つの親株はまだ元気です。

（クレマチス、モンタナベラの元気な親株）


枯れた鉢植えとの違いは去年植え替えていないこと。

植え替えた方がダメになってしまいました。

もうひとつダメになってしまった鉢植えがあります。

同じクレマチス、モンタナベラなのですが、
２年前にさし芽で殖やした２年物の株です。

※クレマチスのさし芽苗についてはこちら：
　→クレマチス、挿し芽した苗の植え替え
　→クレマチスの花のつぼみ

こちらも去年植え替えたのですが、
まさか植え替えが原因？とは思えないんですが。

クレマチスが枯れてしまった原因が分かる方がいれば
ぜひ教えていただきたいのですが・・・。

※クレマチス、モンタナ・ベラの植え替えシリーズ（全６回）はこちら：
　（１）植え替えの季節～植木鉢の選び方
　（２）用土～肥料
　（３）根鉢の処理
　（４）植え付け
　（５）つるをほどく～支柱を差す
　（６）つるを巻く～水やりと置き肥

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クレマチス、モンタナベラ開花、害虫も動き出す！

●クレマチス、モンタナベラそろそろ満開

クレマチス、モンタナベラがかなり咲いてきました。

（クレマチス、モンタナベラの花）



モンタナベラはその花の香りがとてもすばらしく、
咲き始めると甘い香りが辺りに漂います。

我が家のクレマチスの中でも一番好きな品種で、
さし木を繰り返してたくさん殖やしています。

一昨年さし木をして、去年植え替えたモンタナベラは、
↓こんな感じに育ってます。

（さし木後２年のクレマチス、モンタナベラ）


まだ株は小さいですが、
たくさんのつぼみや花が付いています。

※クレマチスの植え替えはこちら：
→クレマチス、挿し芽した苗の植え替え

■クレマチスに例の擬態する害虫

またもや例の害虫が発生しました。

クレマチスの茎そっくりに化けて、
新しい茎葉を食べてしまう害虫です。

これがその害虫の被害。

（害虫に食害され萎れた茎葉）


その害虫はというと・・・、
上の写真をズームアウトすると分かります。

（クレマチスの害虫）


上にすっと伸びた茎のように見えたのがその害虫、
クレマチスの茎とほぼ同じ色カタチに擬態化し、
しかも危険がせまると体を伸ばしジッとしているので
よく観察しないと見逃してしまいます。

大きさは、まだ人差し指よりも小さいです。

（クレマチスの害虫）


敵ながらアッパレですね。

この害虫、エダシャクという蛾の仲間の幼虫で、
俗に言う「シャクトリムシ」というのは、
エダシャクのことを指すことが多いようです。

（成長したエダシャク）


エダシャクは、発生する数は多くはないのですが、
毎年この時期になると必ずクレマチスに発生し、
若い茎を食べてしまうのです。

※去年のページはこちら：
→クレマチス、モンタナ・ベラの害虫

若い茎葉が萎れているのを見つけたら、
その周辺を注意深く探してみましょうね。

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