マリーゴールド、畑にすき込む

●マリーゴールドに新たな役目

10日ほど前のニンジン畑。

（ニンジン畑にマリーゴールド）


ニンジンの根こぶ病やネコブセンチュウを予防するために、
ニンジンの株間でマリーゴールドを育てていました。

コンパニオンプランツのひとつですね。

※マリーゴールドとコンパニオンプランツについてはこちら：
　→マリーゴールドはコンパニオンプランツの代表格

マリーゴールドの種まきが遅かったので、
役割が存分果たせたのかは少し？ですが、
ひと夏頑張ってくれたものと信じたいですね。

ニンジンはすべて収穫してしまったので、
このマリーゴールドもお役御免です。

綺麗に咲いているのでもったいないのですが、
次の役割もあるので・・・。

ということで、今日は、少し可愛そうなのですが、
ハサミで細かく裁断しました。

（裁断したマリーゴールド）



茎も葉も花も根っこも細かくなりました。

なぜ畑の上で細かくしたかと言うと、
マリーゴールドを畑にすき込むからです。

マリーゴールドがコンパニオンプランツとしての
効果を最大限に発揮するのはその苗が生長するとき
と言われています。

なので生長してしまった後のマリーゴールドは
あまり効果がないようにも思いますが、
株ごと畑にすき込むのも良いらしいので、
細かくしてすき込んでしまいます。

収穫後のトウモロコシの茎葉を
畑にすきこむのと同じ考えですね。

そのうち腐葉土代わりになるかもしれないですし、
太い茎はちょっと硬いですけど、そのうち緑肥にもなるし、
良いことはあっても悪いことはないでしょう。

※緑肥について詳しくはこちら：
　→緑肥とは？（リョクヒ）

畑にまいた裁断マリーゴールドは、
トラクターで耕して土の中に綺麗に混ぜてもらいました。

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マリーゴールドの種購入

●マリーゴールドの種を新調

マリーゴールドの種を買ってしまいました。

（マリーゴールドの種袋）


マーチミックスと書いてありますが意味は不明。

混色という意味かな？

我が家では１０年以上前からマリーゴールドを育てていますが、
今回新しく種を購入したのには理由があります。

ひとつめの理由は花の色カタチ。

育て始めの頃は、いろいろな花が咲いていたのですが、
今では、花びらが濃紅色の一重で、中心部分が黄色の、
１種類だけになってしまったからです。

※我が家のマリーゴールドの花はこちら
　→マリーゴールド満開

長い年月をかけて交配を繰り返した結果、
最終的にこの色カタチに落ち着いてしまったのですね。

今回購入したマリーゴールドの種も、
以前と同じコンパクトな品種のフレンチ種。

草丈は４０ｃｍくらい、花径は７ｃｍくらいにまでなり、
黄色、橙色、赤色などの混色です。

今年からしばらくは、
いろいろな色カタチのマーガレットが楽しめそうです。

もうひとつの理由は、
コンパニオンプランツとして。

マリーゴールドは根こぶ病やネコブセンチュウに効くと言われ、
特にマリーゴールドの若苗期に根から出される成分が、
根こぶ病やネコブセンチュウを予防、防除すると言われています。

天然の土壌改良効果があるということですね。

※マリーゴールド＝コンパニオンプランツについてはこちら：
　→マリーゴールドはコンパニオンプランツの代表格

目的はニンジン。

先日ニンジンの間引きをしたとき、
根の部分にネコブセンチュウらしきものを発見。

※ニンジンとネコブセンチュウについてはこちら：
　→ニンジンの根こぶ病？ネコブセンチュウ？

今から薬剤を使うこともできず、
半分あきらめながらもマリーゴールドの力に
すがりついてみることにしました。

マリーゴールドの種まき適期は６月下旬まで。

ちょっと遅いですけど、
まいてみることにします。

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マリーゴールド満開

●マリーゴールドは晩秋が最高

マリーゴールドの花が満開になりました。

（マリーゴールド満開）


（マリーゴールドの花）



このマリーゴールドはフレンチマリーゴールド。

アフリカンマリーゴールドの方が大きな花が咲きますが、
その分、フレンチの方は花数が多いですね。

マリーゴールドはとても丈夫で育てやすく、
なにも手入れしなくても毎年花が咲きます。

毎年と言っても、
マリーゴールドは１年草なので
冬になったら枯れてしまうのですが、
こぼれ種で毎年殖えていきます。

何種類かのマリーゴールドを育てていれば、
交配を繰り返して毎年違う花が咲くことも。

ちなみに我が家のマリーゴールドの場合、
最初は橙色や赤色の花が咲き、
八重咲きや一重咲きもあったりしたのですが、
今では写真の花の色形に安定してしまったようです。

■晩秋のマリーゴールド

マリーゴールドの大きな魅力は、
開花期がとても長いということ。

６月～１１月くらいまでの長い間花が咲きます。

その中でもこの晩秋の時期が一番で、
株がこんもりと大きくなって花をたくさん付けます。

葉っぱの緑色も濃くなって、
花色とのコントラストが鮮やかになります。

下の写真は８月のマリーゴールド。

（マリーゴールド：８月）


葉色が薄くて、花色も薄く見えます。

８月に咲いていたマリーゴールドは今は↓こんな感じ。

（マリーゴールド：花後）



花数が少なくなり咲いている花も貧弱で、
種がたくさんできて株全体が茶色く見えます。

やっぱりマリーゴールドは晩秋が綺麗ですねぇ。

※マリーゴールドの育て方はこちら：
　→マリーゴールド

マリーゴールドはコンパニオンプランツとしても有名。

センチュウやコナジラミの防除、
雑草対策や土壌改善効果もあります。

※マリーゴールドのコンパニオンプランツはこちら：
　→マリーゴールドはコンパニオンプランツの代表格

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