カラタチ無念・・・

●カラタチのさし木失敗

今年６月初めにさし木したカラタチ、
ぜんぶ枯れてしまいました。

挿し穂は全部で８本、
４つのポットに挿したのですが、
残念ながら全滅です・・・。

※カラタチのさし木についてはこちら：
　→カラタチのさし木

下の写真がその一部。

（失敗したカラタチのさし木）



さし木してから毎日霧吹きで水やりしていたのですが、
２ヶ月くらいでどんどん枯れ始めて、
全て茶色くなってしまいました。

カラタチのさし木って難しいんですね。

何がいけなかったのかなぁ。

これでフクレミカンの栽培計画は、
一からやり直しとなってしまいました。

来年春になったらもう一度挑戦しようと思います。

でもでも・・・。

挿し穂の元になったミカン、
正確に言うとアマナツの木の台木なのですが、
そちらにも異常事態発生中！

（アマナツの木）



このアマナツの木の台木から出ていたひこばえですが、
初夏くらいまでは青々と葉が茂っていたのですが、
今ではこのありさまです。

葉っぱがほとんど残っていない・・・。

残っているのは、
枝先近くのほんのちょびっと。

（アマナツの木のひこばえの先っぽの葉）


どうしようもないですね。

葉っぱを食べてしまったのは、
たぶん、アゲハチョウの幼虫だと思います。

隣に２株あるウンシュウミカンの木の葉は、
それほど食べられていなかったのですが、
アマナツの台木（たぶんカラタチ）の葉ばかり食べるのは、
その方が美味しいからでしょうか。

不思議ですねぇ。

来年までもつかな？

でもそろそろアゲハチョウの季節も終わりだし、
カラタチは丈夫な筈なので、
復活してくれることを祈ります。

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カラタチのさし木

●カラタチはミカンの台木に

畑の隅にあるアマナツの木。

（枯れたアマナツの木）


すっかり枯れてしまったアマナツですが、
台木から出てきたひこばえはグングン生長中。

（アマナツの台木からひこばえ）


とても鋭いトゲがたくさんついています。

ミカン類の台木として有名なのはカラタチ、
この台木もカラタチの木だと思います。

と言うことで、
カラタチのさし木に挑戦することにしました。

さし木やさし芽は春先が一番適している筈で、
暑くなってくるとうまくいかないことが
多くなると思います。

ひこばえを切り取る前に、
ポットに小粒の鹿沼土を入れて、
十分に水に湿らせておきます。

（作業前にさし床の準備）


さて、枯れたアマナツの台木のひこばえは、
８本くらい伸びているのですが、
そのうちの４本を切り取りました。

（切り取ったカラタチのひこばえ）


長いもので２０ｃｍくらい、
短いもので１０ｃｍくらいの長さです。

最初の作業はトゲ取り。

危ないものは最初に切り落としておきます。

（カラタチの鋭いトゲ）


次に１０ｃｍくらいの長さに切りそろえます。

（切りそろえたカラタチのさし穂）


そしてさし穂の下の方の葉を１枚～２枚切り落として、
葉っぱからの過度の蒸散を防ぐため、
残す葉を半分くらいの大きさにカットします。

（さし穂の葉を半分にする）



このさし穂を鹿沼土のポットに挿し、
指で土の表面を押さえて固定してあげれば、
カラタチのひこばえのさし木は完了。

（カラタチのひこばえのさし木完了）


挿す深さはよく分からないのですが、
２ｃｍ～３ｃｍくらい挿してみました。

最後にもう一度水やり、
そして茎葉に霧吹きでたっぷり水をかけ、
陽のあたらない玄関内を当面の置き場所に決めました。

毎日霧吹きで茎葉に水をかけながら、
無事発根してくれることに期待です。

え？このさし木を何に使うのかって？

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