サルココッカいつの間にか開花

●サルココッカ早すぎた開花

サルココッカの自生地。

（サルココッカ：自生地）


庭の片隅のサザンカの生垣のそば、
落葉樹の落ち葉がたくさん積もっていて、
あまり陽のあたらない半日陰の場所です。

ここのサルココッカが生えていることに気付いたのは
去年の春のことでした。

背丈の低い木に小さな白い花が咲いているのを発見し、
その花からの香りがとても良い香りで、
調べてみたらサルココッカという木でした。

このサルココッカの木、
いつの間にか開花していたことに
最近になってはじめて気づきました。

（サルココッカの花）



小さな白い花なのですが、
少し茶色くなってしまっているのは、
開花して時間が経っているってことですね。

まだ冬だと思っていた間に、
いつの間にか咲いていたんですね。

サルココッカは耐寒性がとても強く、
冬でも常緑の低木。

その開花期は３月～４月と言われていますが、
今年はもっと早く２月くらいから
開花していたものと思われます。

一番の特徴はその香りなのですが、
残念ながらほとんど香りません・・・。

香る時期を過ぎてしまったのでしょう。

もう少し早く気付けば良かった・・・。

※去年のサルココッカの花はこちら：
　→サルココッカの開花

ところで、サルココッカは雌雄異株なのですが、
我が家のサルココッカは雌株だということが
去年の秋に分かりました。

※サルココッカの実についてはこちら：
　→サルココッカの実

実が出来るってことは、
種ができるということ。

その実はいまや影も形もありませんが、
たぶん地面に落ちて埋もれたのでしょう。

ということは、しばらくしたら、
発芽して新しい苗ができるかもしれませんね。

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サルココッカの実

●雌株だったサルココッカ！

サルココッカの木。

（サルココッカの木）


上から見ている写真です。

少し薄暗いところに生えている低木なので、
写真うつりが悪くて見えにくいですね。

樹高は３０ｃｍ～４０ｃｍくらい、
春に開花したころと変わっていないですね。

背が高くなっても６０ｃｍくらいの
超低木なんですよね。

春にはとても良い香りの花が咲きました。

庭の隅にサルココッカの木を見つけたのは今年の３月のこと。

良い香りが漂ってきたので、
その香りの元をたどって、
サルココッカの木を見つけたようなものです。

※サルココッカの花についてはこちら：
　→サルココッカの花

さて、今日は久しぶりに、
なぜかサルココッカのことが気になって、
植木をかき分けて見に行ってみたのです。

近寄ってみると・・・。

（サルココッカの実）




サルココッカに実がなっているじゃありませんか！

これはすごい！

薄く赤くなってきている実もあれば、
赤黒く熟している実もあります。

実がなった！

と言うことは、
このサルココッカは雌株ということですね。

サルココッカは雌雄異株の木。

なので雄株には実がならないんですよね。

雌株なら花も楽しめるし、
実も楽しめるし一石二鳥！

食用にはならないとは思いますが、
綺麗な実を観賞できますね。

さて、別の枝を見てみると、
花芽らしきものを発見しました。

（サルココッカの花芽）


きっと花芽ですよね。

サルココッカの開花期は３月～４月なので、
花芽ができていてもおかしくない時期ですよね。

来年の開花も楽しみです。

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サルココッカの花

●なぜここに？サルココッカ

庭の隅の、そのもう少し向こうで、
カキの木やヒバの木やらに囲まれた、
うっすらとした茂みの中で、
ひっそりと生えていた木。

サルココッカという木だそうです。

（サルココッカの木）



上から見た写真なので分かりづらいのですが、
狭いところに生えているのでなんとも・・・。

もともとこんなところに木が生えているなんて、
最近初めて発見したのです。

近くではサルココッカの木なんて見たことないので、
たぶん、鳥がサルココッカの実を食べて、
この付近でフンをして自然発芽したのだと思います。

今の樹高は３０ｃｍ～４０ｃｍくらい。

小さな花も咲いていますが、
とっても良い香りがします。

（サルココッカの花）



茎から葉が出ているところの逆側から
花が咲いているのもとても不思議な感じです。

サルココッカはツゲ科の常緑低木で、
耐寒性がとても強く、
中国原産ですが日本のどこでも育てられるそうです。

樹高は２０ｃｍ～６０ｃｍくらいで
どちらかと言うと横に広がる感じ。

生長がとてもとても遅く、
年１０ｃｍくらいしか伸びないとか。

と言うことは、もう５年くらい経っている計算！

う～ん、なんで気づかなかったのでしょうね。

生長が遅い分、せん定の手間が少なく、
葉色の緑が濃く鮮やかなので観葉植物にもなり、
植え込みやグラウンドカバーにも適しているそうです。

丈夫で病気や害虫に強く、
日なたより日陰を好むので、
どこでも育てられます。

開花期は３月～４月。

秋に黒っぽい実をつけ種ができますが、
雌雄異株なので雌株だけに実がなるそうです。

このサルココッカは雄株かなぁ。

しばらく前にサルココッカの苗木を
通信販売のチラシで見た記憶があります。

サルココッカは欧米では人気の花木らしく、
１株千円しないで購入できます。

※楽天市場でサルココッカを検索：
　→サルココッカ

その時は購入しなかったのですが、
今はとてもラッキーな気分です。

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