ニラ、種ができず？できた！

●ニラの種はできにくい？

ニラの鉢植え。

（ニラ、鉢植え）


このニラの鉢植えは、
もともとミニトマトの鉢植えで、
コンパニオンプランツとして
ニラを植え付けていたもの。

※ニラはトマトの萎ちょう病を予防すると言われています。
　→ミニトマトの鉢栽培：苗の植え付け

それが、そのまま１年半も経って
今はニラ専用の鉢植えになってしまいました。

そのニラにも花が咲き、
そして種サヤが出来てきました。

（ニラの花：９月）


（ニラの種サヤ）


種サヤはだんだんと乾燥してきました。

（ニラの種サヤ、乾燥）


今日はニラの種の採種。

種さやを取って中を開いてみると・・・。

（ニラの種サヤ、中身は・・・）


空っぽでした・・・。

どの種サヤの中身を見てみても空っぽ。

おかしいですねぇ、
もう落ちてしまったのでしょうか。

しかたがない、
地植えのニラの種を採ることにします。

（地植えのニラ）



地植えの方が元気で丈夫そうですね。

こちらのニラの種はたくさん採れました。

（ニラの種）



それにしてもニラの種って、
小さくて平べったくてシワシワ。

こんなのでちゃんと発芽するんでしょうか？

でも、鉢植えのニラも地植えのニラも、
もともと採種した種から育てたものなので、
立派に発芽して育つんですよね。

こぼれ種であちこちから発芽するくらいですし。

※ニラの自然発芽についてはこちら：
　→ニラがあちこちで・・・

ニラの種まきの適期は、
３月中旬頃～４月頃まで。

今回採種したニラの種は、
来年のために保存しておきます。

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ニラがあちこちで・・・

●自然発芽したニラ、ニラ、ニラ

ニラの鉢植え。

（ニラ：鉢植え）


この鉢植えはもともとニラの鉢ではなくて、
去年の春にトスカーナバイオレットという
ミニトマトの品種を植え付けたときに
コンパニオンプランツとしてニラを植え付けた鉢です。

ミニトマトは秋になって枯れていきましたが、
ニラは宿根性なので地上部は枯れても
今年の春になって再び出てきたものです。

ミニトマトもこぼれ種で、
鉢の隅っこに出てきているのですが、
今年は花も咲かず、ですね。

今のニラの葉は↓こんな感じ。

（ニラの葉）


とっても綺麗な緑色をしていますが、
葉っぱの手触りはちょっと硬い感じです。

というのもすでに花のつぼみができているくらいなので
野菜で言うところのとう立ちになってしまっているんですね。

（ニラの花のつぼみ）



ニラはつぼみができたら摘み取ってしまうのが
正しいニラの育て方なのですが、
もともと収穫目的で育てている訳ではないので、
このまま放任です。

で、このニラの鉢植えですが、
鉢の隅から細っこいニラの葉がでているのを見つけました。

（ニラの子どもたち）


これは自然発芽して出てきたニラの子どもたちですね。

去年の秋にもこの鉢でニラの花が開花・結実し、
その種がこぼれて自然発芽したのだと思います。

そういえば、地植えのニラはどうなったっけ？
と思って見に行ってみたら、
地植えのニラはすでに花が開花していました。

（ニラの開花）


そして・・・、
近くの芝生・・・今年はほとんど芝刈りしてないのですが、
ぼうぼうの芝生の間から芝生らしくない葉がたくさん。

ニラでした。

（芝生の中から自然発芽したニラ）


写真ではとても分かりづらいですが、
芝生の中からぴょんぴょんとたくさん突き出ているのがニラ。

こんなところからたくさん出てきてしまっていたんですね。

芝刈りしたらニラ臭くなりそうです。

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ニラの花が開花

●ニラは花を咲かせない？！

ニラの花が開花しました。

（ニラの花）




独特な匂いがあるニラの葉とは対象的な
とても清楚で可憐な感じの花です。

花が咲く前のつぼみは↓こんな感じ。

（ニラの花のつぼみ）


ニラのつぼみは食感が良く食用になります。

※ニラのつぼみはハナニラとも呼ばれますが、
　食用ではない観賞用のハナニラもあるので注意。

※食用でないハナニラについてはこちら：
　→ハナニラの開花

ニラの花が散ったあとは↓こんな感じになります。

（ニラの花後）


実がなり、やがて種ができるんですね。

このニラは生垣の横に生えているニラで、
もともとこの場所に植えてあったのは、
雨が降った時に土が流れないようにするためで、
最初は生垣沿いにずらっと並べて植えてありました。

食べてはいないのですが、
もちろん普通に食べられるニラです。

ずっと植えっぱなしだったので
数がずいぶんと減ってしまったので
また植え付けしないといけないですね。

■ニラのつぼみは片っ端から摘み取る

ニラは一度植え付けると、
３年～４年は収穫できると言われています。

※ニラの収穫期は５月～９月くらい。

ただし、花を咲かせないことが条件。

花を咲かせてしまうと株が弱ってしまい、
その後の収穫も少なくなっていきます。

それか、つぼみが出揃った頃に、
地際からバッサリと刈り取ってしまえば、
株を更新することができます。

株分けは３年～４年に１回行ないます。

ニラの株分けの適期は何回かありますが、
今の１０月も株分けの適期です。

あとは春と初夏に株分けできます。

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