クレマチス一季咲きの狂い咲き

●秋なのにクレマチス開花

クレマチスの鉢植え。

（クレマチス：鉢植え）


このクレマチスが開花しました。

（クレマチス：開花）



綺麗な紫色の大きめの花。

良いですねぇ。

でもでも、本来このクレマチスは、
秋には咲かない品種なのです。

クレマチスには咲く時期によって、
一季咲きと四季咲きに分けることができます。

年に一季だけ開花する種類を一季咲き、
春から秋にかけて断続的に開花する種類を四季咲き、
と呼びます。

二季咲きというのもあるのですけど、
四季咲きとの区別がなかなか難しいですね。

※一季咲きと四季咲きについて詳しくはこちら：
　→四季咲き性とは？（シキザキセイ）

植物の種類によって、
一季咲きだったり四季咲き、または二季咲きだったりするのですが、
クレマチスの場合には両方の品種があります。

今回我が家で咲いたクレマチスは、
一季咲きのクレマチスの筈なのです。

通常は５月頃に開花して、
そのあとは葉ばかりになるのですが、
今年の天気が異常だったのかもしれませんが、
どうしたことか秋にも咲いてしまいました。

狂い咲きですねぇ。

たった一輪の花ですけど、
とてもさわやかな色合いが素敵です。

せっかくの珍しい開花なので、
花瓶に挿して飾っておくことにします。

（クレマチス：一輪挿し）


ちょっとアンバランスですけど、
クレマチスの茎って細くてヒョロヒョロしていて、
なかなかバランスが難しいんですよね。

このクレマチスの一輪挿しは、
玄関内に飾っておこうと思います。

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ど根性クレマチス

●自然発芽のクレマチス

ど根性ダイコンが有名になったのは、
今から５年～６年ほど前だったと思います。

ど根性ダイコンと言うのは、
アスファルトを突き破って出てきたダイコンや、
コンクリートと石垣の隙間から出てきたダイコンなど、
本来は畑で育つダイコンが、道路脇やコンクリの隙間で
元気に育っているダイコンのことを言います。

ネットで検索していてびっくりしたのは、
「ど根性野菜」がWikipediaに登録されていること。

ど根性ダイコンの大ちゃん（兵庫県相生市）や
そしてど根性ナスやど根性ミカン（大阪市）が、
当時のマスコミに取り上げられたそうです。

さて、我が家のど根性植物ですが、
それは芝生のコンクリ際に生えてきたクレマチスです。

（自然発芽のクレマチス）



コンクリを突き破って出てきた訳ではないので、
「ど根性」というより「ちょ根性」くらいでしょうか。

小さい頃は雑草かとも思っていたのですが、
大きくなるにしたがってクレマチスと確信しました。

葉っぱのカタチも新芽のカタチも、
クレマチスそのものになりました。

（自然発芽クレマチスの葉）



我が家のクレマチスは数種類あるので、
どの品種だかは花が咲いてみないと分かりません。

花が咲くまでには数年はかかるでしょうね。

クレマチスを種まきから育てることはあまりないので、
うまく育つか分かりませんが、
どんな花が咲くのか楽しみですね。

交配してまったく別の花が咲いたりして！？

リンドウ、ネジバナに続いて、
またまた芝刈りの邪魔にはなりますが、
せっかく根性で発芽したクレマチスなので、
このまま育ててみようと思います。

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クレマチスの種

●クレマチス、テッセン？の種

クレマチスの鉢植え、品種は不明です。

（クレマチス、鉢植え）


マリーゴールドが株元に生えてますけど。

例年以上に熱い夏のせいか、
ちょっと調子が悪いです。

このクレマチスは１０年近く前に、
テッセンと言われて譲り受けたものなのですが、
詳しくは分からないようです。

開花期の状態は↓こんな感じです。

（クレマチス、テッセン？の開花期）



数年前の写真で、一番多く花がついた時です。

大きな薄紫色の花がたくさん咲くので、
お気に入りのクレマチスのひとつです。

このクレマチスに種ができました。

（クレマチス、テッセン？の種）


モワモワっとした感じですが、
花が咲いたあとの花がらを放っておくと、
こんな感じで種ができます。

※株を弱らせないために通常は花がらは摘みます。

拡大してみると・・・。

（クレマチス、テッセン？の種）



長い毛の元が種になっているのが分かります。

種をひとつ取ってみました。

（クレマチス、テッセン？の種）


きっと長い毛を使って風に乗って、
いろいろなところに飛んで行くのでしょうね。

■クレマチスは種まきでも殖やせる？

ところで、クレマチスの殖やし方って、
さし芽で殖やすのが一般的ですが、
種まきでも殖やせるようです。

あまり聞いたことないですけどね。

とりまき（採種してすぐにまく）で
大丈夫だと思うのですが、
発芽までにはちょっと時間がかかるみたいです。

用土は無菌の用土でＯＫだと思います。

※無菌の土についてはこちら：
　→バーミキュライトとは？
　→鹿沼土とは？
　→赤玉土とは？

今度機会があったらやってみようと思います。

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