マツヤニってどうやって落とす？

●マツヤニ（松脂）は実はとってもメジャー

先日、マツ（松）のせん定をしましたが、
マツヤニ（松脂）が服のあちこちについて、
とんでもないことになりました。

ベタベタするのと匂いがキツイのと・・・。

せん定の翌朝にマツの枝先を見てみたら、
↓こんなにマツヤニが出ていました。

（マツヤニ）



マツヤニって松の脂って書くのですけど、
本当にアブラなんでしょうか。

マツヤニの主な成分は
テレピン油（ロジン）という樹脂だそうで、
かんたんに燃えるそうです。

たとえば、大昔には松明（たいまつ）が
灯りとして利用されていたことがありました。

松明というのはもちろんマツの枝で出来ているのですが、
燃料のマツヤニがたくさん含まれているからなんですね。

マツヤニにも良いところがあるじゃないですか。

マツヤニは、燃料として利用される以外にも
ほかにも良いところがたくさんあるようです。

例えば、インク、ゴム、製紙の材料、接着材・粘着剤、生薬、
香料、食品添加物、滑り止め、などなど。

滑り止めで面白いのは野球のお話。

野球の滑り止めに使われるロジンバッグってありますよね。

そのロジンバッグの中身の１５％は
マツヤニで出来ているそうです。

びっくりです。

野球の他にも、ハンドボール、バレエ、ボクシングなど、
いろいろなスポーツで利用されているみたいです。

あと、琥珀（こはく）というのは、
マツヤニが長い年月をかけて変化したものだそうです。

さてさて、衣類に付いたマツヤニをどうやって落とすかですが、
テレピン油や、消毒用エタノールなどのアルコール類を、
布やティッシュに浸み込ませて衣類についたマツヤニをふき取り、
それを何回も繰り返して希釈してから洗濯すれば落ちるそうです。

あとは、ベンジンとかも使えるそうですが、
色落ちしたりするのであまりオススメではないみたいです。

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マツのせん定って難しい・・・

●マツのせん定はプロが一番

庭のマツの木。

（マツ、ゴヨウマツ）


ゴヨウマツ（五葉松）らしいのですが、
マツの木に疎い自分にはその価値が分かる筈もないですが、
針状の葉っぱが５本ずつ付くことからその名が付いたそうです。

ゴヨウマツの右後ろに見えるのは別のマツの木、
どういった品種かは？です。

そもそも、マツの木って金持ちの木と呼ばれることもあり、
なんで金持ちかと言うと、値段が高いという意味ではなく、
手入れが大変で管理の費用がかかるかららしいです。

毎年、それとも半年ごと？に
定期的にせん定してあげなければなりませんし、
マツの木のせん定ってとっても難しそうで、
一般人には手が付けられないような気がします。

竹の棒で枝を支えてあげたり、
病害虫の防除をしたり・・・。

我が家ののゴヨウマツの木も、
２年くらい、せん定をお願いしていなかったので、
木の幹が見えないくらい葉っぱが伸び放題！

ゴヨウマツの葉って、
他のマツに比べて長さが１０ｃｍくらいもあるので、
なおさら茂っているように見えます。

プロの方にお願いするのもお金がかかるし、
・・・ということで一念発起！
自分でせん定することに。

園芸書やネットで調べてみましたが、
樹形を綺麗にせん定するのはなかなか難しそう。

春のみどり摘みやら秋の葉むしりや揉み上げやら・・・。

何年も放ってボウボウになってしまったマツの木を、
どのようにして綺麗な形にするかなんて、
どこにも載っていないですよねぇ。

でも、とりあえずやってみようということで、
マツの木と戦うこと数時間。

（マツの木、せん定後）


樹形はとっても格好悪いですが、
　・幹や枝が見えるようになり、
　・内部の枝に堆積していた大量の枯葉を除去できた、
ので、気分的にはすっきりしました。

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マツボックリの子どもたち

●五葉松のマツボックリ

我が家のマツ（松）、たしか五葉松です。

（マツ：五葉松）


今日はマツボックリの子どもたちを見つけました。

（マツボックリの子ども）



マツの枝の先端に出来てますね。

こちら↓も同じような場所ですが、
マツボックリはできていないようです。

（マツの別の枝）


こちら↓もまた別の枝ですが、
少し大きくなったマツボックリの子どもです。

（マツボックリの少し大きな子ども）


色がはっきりと緑色に変わっていますが、
大きくなったらパイナップルにでもなりそうです。

こちら↓には大きくなったマツボックリが出来てます。

（マツボックリ）


ついでに去年の５月の写真↓を１枚。

（これもマツボックリ？）


このピンク色の部分もマツボックリ？

こうやって見るとマツって結構不思議ですね。

マツってチクチク痛いばかりで、特に
マツの木の下の雑草取りなんかのときには
すごく面倒だったりしたので、
マツにはあまり興味がなかったのですが、
こうやって見るといろいろな姿を見せてくれます。

マツには観賞用以外にもいろいろな利用方法もあります。

木材として利用されるのはもちろん、
松脂（マツヤニ）が多く含まれ燃えやすいので
焚き木としても昔から利用されたり、
その松脂（マツヤニ）にもいろいろな利用方法があります。

さらに、マツの実は食用になり、
タンパク質はナッツ類の中ではかなり多く含まれていて、
食物繊維や油などもたくさん含まれています。

油には、オレイン酸やリノレン酸などの
不飽和脂肪酸が多く含まれているそうです。

マツの実は健康食品ですね。

残念ながら五葉松にはマツの実はならない？そうです。

我が家のマツの木・・・しばらきせん定をしていないので
伸び放題になってしまっていますが、
今年は自分でせん定してみようかと考えてます。

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